HubSpotのサードパーティ製アプリ「Custom Workflow Starter」を使用し、ワークフロー内で特定の日付プロパティに対して日数を加算・減算し、その結果を別のプロパティに保存する方法を解説します。


HubSpotの標準機能では難しい、柔軟な日付計算をワークフロー内で自動化することを目的としています。既存の日付プロパティを基準に、「〇〇日後」や「〇〇日前」といった日付を算出し、フィールドに値を格納することで、タスク管理や期限管理の精度を向上させます。
このアクションは以下のような場面で活用できます。
ワークフローの編集画面で「+」ボタンを押し、アクションを追加します。アプリ一覧から「Custom Workflow Starter」を選択し、アクションリストの中から**「Date Add/Subtract Action v2」**をクリックします。
設定画面が開いたら、計算の基準となる日付プロパティを選択します。
次に、何日分の日付を動かしたいか数値を入力します。
4)。-4)。入力が完了したら「保存」をクリックします。計算した日付をコンタクトのプロパティに反映させるため、次のアクションを追加します。
更新する値の設定で、先ほど計算した結果を動的に参照します。
ワークフローを有効化、またはテスト実行を行います。対象のレコードのアクティビティログを確認し、「Date Add/Subtract Action v2」が成功し、後続の「レコードを編集」アクションで正しい日付(例:元の日付 + 4日)がプロパティに書き込まれていることを確認します。
「計算」のアクションだけではプロパティには保存されません。必ず「レコードを編集」アクションと組み合わせてください。 このアプリのアクション(Date Add/Subtract Action v2)は、あくまで「新しい日付を計算して一時的に保持する」機能のみを提供します。 計算結果を実際にHubSpotのプロパティ(例:次回連絡予定日)に反映させるには、計算アクションの直後に、HubSpot標準の**「レコードを編集(Edit record)」**アクションを追加し、そこで計算結果(Calculated Date)を保存する設定を行う必要があります。手順のステップ4と5を再度ご確認ください。
はい、可能です。数値入力欄に「マイナス」をつけて入力してください。 加算・減算のモード切り替えスイッチはありません。「Add/Subtract」の入力欄に、以下のように入力することで制御します。 未来の日付(加算): 正の整数を入力(例: 30) 過去の日付(減算): 負の整数を入力(例: -30) これにより、「契約終了日の30日前」といったトリガー日付を作成することが可能です。
はい、可能です。期限の延長などに活用できます。 ステップ2で選択した「計算元のプロパティ」と、ステップ4で選択する「保存先のプロパティ」を同じものに設定しても問題ありません。 例えば、「期限日」プロパティを読み込み、それに「7」を加算して、再度「期限日」プロパティに保存することで、**「現在の期限を1週間延長する」**といった処理を自動化できます。