この記事では、HubSpotのサードパーティ製アプリ「Custome Workflow Starter」に含まれる「Number Comparison Action(数値比較アクション)」機能について、その目的、利用用途、そして実際の操作手順を動画に沿って解説します。

このワークフローアクションの主な目的は、2つの数値(プロパティの値、または固定の数値)を、指定したロジック(等しい, 等しくない, より大きい, 以上, など)に基づいて比較することです。
比較結果は「yes」または「no」というデータ(出力値)として返されます。この出力値を利用することで、HubSpot標準の「IF/THEN分岐」アクションと組み合わせて、「スコアが100以上の場合」「購入回数が0と等しい場合」といった、より具体的な数値条件に基づいたプロセス自動化が可能になります。
この機能は、プロパティの数値に基づいてロジックを分岐させたい場合に非常に強力です。
0 **と等しい(=)**顧客を特定し、初回購入オファーを送る。動画では、ワークフローに「Number Comparison Action」を設定し、それが実行されて「no」という結果を返すまでの流れが紹介されています。
ステップ1: ワークフローとトリガーの確認
イベント日」というプロパティの値が変更されたら起動するように設定されています。ステップ2: カスタムアクションの追加
ステップ3: アクションの選択
ステップ4: 比較ロジックの選択
Greater than or equal (>=)(以上)Less than or equal (<=)(以下)Greater than (>)(より大きい)Less than (<)(より小さい)Equal (=)(等しい)Not equal (!=)(等しくない)Greater than or equal (>=)」(以上)を選択しています。ステップ5: 比較する数値の指定
ステップ6: ワークフローの有効化と実行確認
ステップ7: 実行結果の確認
LABEL(ラベル)が comparisonResult、VALUE(値)が no となっています。yes が返されます。このように、「Number Comparison Action」で得られた「yes/no」の結果を、後続の「IF/THEN分岐」アクションの条件として使用することで、数値に基づいた詳細なワークフロー分岐を実現できます。