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HubSpotワークフローでマーケティングイベントを検索する方法 (Custome Workflow Business v2活用)

この記事では、HubSpotのサードパーティ製アプリ「Custome Workflow Business v2」に含まれる「Marketing Event Search Action(マーケティングイベント検索アクション)」機能について、その目的、利用用途、そして実際の操作手順を動画に沿って解説します。

Demo Video

Detail

目的

このワークフローアクションの主な目的は、ワークフロー内で、HubSpotの「マーケティングイベント」オブジェクトを、イベント名、ID、日付、タイプなどの複数の条件で検索し、そのイベントの詳細情報(開催日、主催者、URLなど)を取得することです。

検索条件はAND条件として機能し、最も関連性の高い(最も一致する)イベントを1件返します。取得した情報はワークフローの「出力値」として返されます。

利用用途

この機能は、ワークフローのトリガーとなったコンタクトに関連するマーケティングイベントの情報を動的に取得し、その後のアクションに活用したい場合に役立ちます。

  • イベント情報のプロパティへのコピー: コンタクトが登録したイベント名(プロパティ)を基にイベントを検索し、そのイベントの「開催日」や「主催者名」をコンタクトのカスタムプロパティにコピーする。
  • フォローアップの自動化: イベントタイプ(例:「Webinar」)で検索し、該当イベントの情報を取得して、その後のフォローアップメールの内容を動的に変更する。
  • イベント登録の自動化(応用): (別のAPIアクションと組み合わせる前提で)イベント名でイベントを検索し、取得したイベントIDを使って、コンタクトをそのイベントに自動で登録する。

動画で見る設定と実行ステップ

動画では、Virtual cooking class という名前のマーケティングイベントを検索し、その詳細情報(主催者名、イベントタイプなど)を取得するまでの流れが紹介されています。

ステップ1: 実行前のデータ確認

  • HubSpotの「マーケティング」 > 「マーケティングイベント」画面を開きます。
  • 検索対象となるイベント Virtual cooking class が存在し、Type(タイプ)が WebinarOrganizer(主催者)が Chef Joe となっていることを確認します。

ステップ2: ワークフローとトリガーの確認

  • ワークフローの編集画面に移動します。
  • トリガー(登録条件)は、デモのため「イベント日」というプロパティの値が変更されたら起動するように設定されています。

ステップ3: カスタムアクションの追加

  • ワークフローの「+」アイコンをクリックして、新しいアクションを追加します。
  • アクション選択パネルの「Integrated apps」(連携済みアプリ)セクションから、「Custome Workflow Business v2」を選択します。
  • 表示されるカスタムアクションのリストから、「Marketing Event Search Action」(マーケティングイベント検索アクション)を選びます。

ステップ4: 検索条件の指定

  • 「Marketing Event Search Action」の設定画面が開きます。
  • Event name query(イベント名クエリ): 検索したいイベントの名前を入力します。動画では "Virtual cooking class" と入力しています。ここにはプロパティトークンも使用可能です。
  • その他の検索条件: 必要に応じて、以下の条件をANDで追加できます。
    • Event ID query(イベントID)
    • Event date(イベント開催日)
    • Event type query(イベントタイプ)
    • Event URL Property(イベントURL)
    • Event Start/End DateTime Property(イベント開始/終了日時)
    • Event Custom Property(カスタムプロパティ)
  • 設定後、「Save」(保存)をクリックします。

ステップ5: ワークフローの有効化と実行確認

  • 「1. Marketing Event Search Action」がワークフローに追加されます。
  • ワークフローを有効化(Workflow is On)し、トリガー条件を満たす操作を行います。
  • 「Enrollment history」(登録履歴)タブに移動し、実行されたコンタクト(Brian Halligan)の実行履歴をクリックします。

ステップ6: 実行結果の確認

  • 画面右側に実行詳細(Event details)が表示されます。
  • アクションが「Successful」(成功)として実行されています。
  • 「Action outputs」(アクションの出力)セクションを確認すると、検索にヒットしたイベントの各種情報が値として取得できています。
    • eventName: Virtual cooking class
    • eventType: Webinar
    • eventOrganizer: Chef Joe
    • eventStartDate: ...
  • これらの出力値は、後続の「プロパティの値を設定」アクションなどで、コンタクトのプロパティに保存・活用できます。

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