この記事では、HubSpotのサードパーティ製アプリ「Custome Workflow Business v2」に含まれる「File Search Action(ファイル検索アクション)」機能について、その目的、利用用途、そして実際の操作手順を動画に沿って解説します。

このワークフローアクションの主な目的は、ワークフロー内で、HubSpotの「ファイル」ツール(ファイルマネージャー)に存在する特定のファイルを検索し、そのファイル情報(ファイルID、ファイルURL、ファイル名など)を取得することです。
検索は、ファイル名や説明文に含まれるキーワード(クエリ)を基に行うことができます。
この機能は、ワークフロー内で特定のファイル情報を動的に取得し、その後のアクションで利用したい場合に役立ちます。
fileUrl を自動送信メールに挿入する。fileId や fileUrl をコンタクトや取引のカスタムプロパティに保存・記録する。動画では、ファイルマネージャー内に存在する test1 という名前のファイルを検索し、その詳細情報(IDやURL)を取得するまでの流れが紹介されています。
ステップ1: 実行前のデータ確認
test1 が存在することを確認します。test description という説明文(Description)が入力されていることを確認します。このアクションは、ファイル名だけでなく説明文も検索対象とすることができます。ステップ2: ワークフローとトリガーの確認
イベント日」というプロパティの値が変更されたら起動するように設定されています。ステップ3: カスタムアクションの追加
ステップ4: アクションの選択
ステップ5: 検索条件の指定
test1 が指定されています。ここには固定値のほか、プロパティトークンも使用できます。PDF, PNG)に絞り込む場合に選択します。ステップ6: ワークフローの有効化と実行確認
Brian Halligan)の実行履歴をクリックします。ステップ7: 実行結果の確認
fileName(ファイル名)、fileId(ファイルID)、fileUrl(ファイルURL)が値として正しく取得できています。