日本、米国、英国など 複数の国の住所リスト を Google スプレッドシートで管理しながら、国・州(都道府県)・市区町村 ごとに簡単に分けられたら…と思ったことはありませんか?
本記事では、ワンクリックでデータのクレンジングとパース処理を自動化する Google Apps Script ライブラリ 「AddressParserLibrary」 を紹介します。
ライブラリを追加すれば、提供されるサンプルコードに少し手を加えるだけで、誰でも住所の解析を簡単に実装できます。
セットアップから実行まで、プログラミングに不慣れな方にもわかりやすい ステップバイステップのガイド で解説します。
さあ、今日から日々の生産性を高めましょう!
AddressParserLibrary は Google Apps Script のライブラリで、Google スプレッドシート内の住所文字列を 国・市区町村・郵便番号 などの構成要素に分解するために設計されています。
指定した列の住所を一括処理し、結果を指定列から出力します。
現在、このライブラリは以下の住所形式に対応しています:
1J2Vy9PJ1d3f2DvvHfbDUJz3j3XPcDZVOlGVnoJ37pUYqZ68wHaVZCysb
parseAddresses(sheetName, inputColumn, startRow, outputColumn)
指定したシートの住所データを解析し、同じシートに結果を出力します。
1J2Vy9PJ1d3f2DvvHfbDUJz3j3XPcDZVOlGVnoJ37pUYqZ68wHaVZCysb
ライブラリの関数を呼び出すスクリプトを作成します。
以下の関数をスクリプトエディタにコピー&ペーストしてください。
/**
* スプレッドシート内の住所を解析するサンプル関数
*/
function parseMyAddresses() {
// --- パラメータ設定 ---
const sheetName = 'sheet1'; // 住所が含まれるシート名
const inputColumn = 'A'; // 住所が入力されている列
const startRow = 2; // データが始まる行番号(1行目はヘッダーと仮定)
const outputColumn = 'C'; // 出力開始列
// ライブラリを実行
const success = AddressParserLibrary.parseAddresses(sheetName, inputColumn, startRow, outputColumn);
// 実行結果をログに出力
if (success) {
console.log('住所の解析が完了しました。');
} else {
console.log('処理中にエラーが発生しました。');
}
}
parseMyAddresses
関数を実行すると、A列の住所が解析され、結果(国・市区町村・郵便番号など)が C列、D列、E列… に出力される。