HubSpotの標準機能だけでは難しい、契約期間やサブスクリプション期間に応じた正確な金額計算を自動化する「按分計算カスタムワークフローアクション」について解説します。


このアクションの目的は、期間(開始日〜終了日)に応じて変動する売上や費用を、月単位や日単位で正確に配分することです。手動計算によるミスを排除し、収益認識や予算管理に必要な数値をHubSpot上でリアルタイムに算出・更新します。
HubSpotワークフローの編集画面で「+」アイコンをクリックし、カスタムアクションの中から「按分計算」を選択します。
業務要件に合わせて、計算のベースとなるロジックをドロップダウンから選択します。
計算のソースとなるデータをプロパティからマッピングします。
計算結果の精度を「小数点以下の桁数」フィールドで指定します。
アクションが完了すると、以下の項目が動的に生成されます。これらを「プロパティ値を設定」アクションで、事前に作成したカスタムプロパティに保存します。
月額制のサブスクリプションなど、月単位の契約をベースに収益認識を行いたい場合は「月数按分」が適しています。一方、広告の掲載期間やレンタル費用など、純粋に経過した日数に応じて均等に費用を配分したい場合は「日数按分」を選択するのが最適です。
アクションが自動的にその月の日数を判定し、日割り計算を行います。例えば、31日ある月の15日から開始した場合、残りの17日間分(15日〜31日)の比率を算出し、正確な金額を割り出すため、手動で調整する必要はありません。
アクションの設定時に指定したカスタムプロパティ(「開始月金額」「期中金額」「終了月金額」など)に自動で出力されます。これにより、計算後の数値をレポート作成の軸にしたり、他のワークフローのトリガーとして二次利用したりすることが可能です。