Home
>
Product
>
Template Top
>
詳細ページ

HubSpotカスタムワークフロー活用:開始日・終了日に基づく数値の按分計算アクション

HubSpotの標準機能だけでは難しい、契約期間やサブスクリプション期間に応じた正確な金額計算を自動化する「按分計算カスタムワークフローアクション」について解説します。

Demo Video

Detail

目的

このアクションの目的は、期間(開始日〜終了日)に応じて変動する売上や費用を、月単位や日単位で正確に配分することです。手動計算によるミスを排除し、収益認識や予算管理に必要な数値をHubSpot上でリアルタイムに算出・更新します。

ユースケース

  • サブスクリプションの収益管理: 年額契約の売上を、月ごとの収益として按分し、各月の売上レポートを作成する。
  • 初月・最終月の日割り計算: 契約開始日が月途中の場合に、その月の日数に応じた正確な請求金額を算出する。
  • キャンペーン・広告費の配分: 複数の月にまたがる施策の総予算を、実施期間に応じて各月に割り振る。

実装ステップ

1. ワークフローでのアクション追加と接続

HubSpotワークフローの編集画面で「+」アイコンをクリックし、カスタムアクションの中から「按分計算」を選択します。

2. 按分方式(ロジック)の選択

業務要件に合わせて、計算のベースとなるロジックをドロップダウンから選択します。

  • 月数按分(MONTHLY): 実質的な「月数」で割ります。月途中開始の場合、初月を「0.xヶ月」として扱い、月額相当額を算出します。
  • 日数按分(DAILY): 期間の「総日数」で均等に割ります。1日あたりの単価を算出し、各月の経過日数に応じて配分します。

3. 入力値(金額と期間)の指定

計算のソースとなるデータをプロパティからマッピングします。

  • 按分対象金額: 契約総額や予算(例:取引の「金額」)。
  • 開始日・終了日: 契約期間などの日付プロパティを指定します。

4. 丸め処理の詳細設定

計算結果の精度を「小数点以下の桁数」フィールドで指定します。

  • 0を指定: 1円単位で四捨五入(一般的な日本円の管理)。
  • 1〜4を指定: 外貨管理やより詳細な比率計算が必要な場合に使用。

5. 計算結果の出力とマッピング

アクションが完了すると、以下の項目が動的に生成されます。これらを「プロパティ値を設定」アクションで、事前に作成したカスタムプロパティに保存します。

  • 開始月金額: 最初の月に配分される金額。
  • 期中金額: 開始・終了月を除いた「完全な1ヶ月分」の合計金額。
  • 終了月金額: 最後の月に配分される金額(端数調整が行われた最終値)。
  • 期中回数: 間に挟まれる完全な月数。
  • 総日数: 開始から終了までの全日数。

Source Code

HTML
CSS
Javascript

FAQ

「月数按分」と「日数按分」はどのように使い分ければよいですか?

月額制のサブスクリプションなど、月単位の契約をベースに収益認識を行いたい場合は「月数按分」が適しています。一方、広告の掲載期間やレンタル費用など、純粋に経過した日数に応じて均等に費用を配分したい場合は「日数按分」を選択するのが最適です。

契約が月途中で開始・終了する場合、初月や最終月の計算はどうなりますか?

アクションが自動的にその月の日数を判定し、日割り計算を行います。例えば、31日ある月の15日から開始した場合、残りの17日間分(15日〜31日)の比率を算出し、正確な金額を割り出すため、手動で調整する必要はありません。

計算結果はHubSpot内のどこに保存されますか?

アクションの設定時に指定したカスタムプロパティ(「開始月金額」「期中金額」「終了月金額」など)に自動で出力されます。これにより、計算後の数値をレポート作成の軸にしたり、他のワークフローのトリガーとして二次利用したりすることが可能です。